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  • 子どもの想像力を伸ばす関わり方

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    突然ですが質問です!

    想像力 と 創造力

    2つの違いを分かりますか?


    簡単にいうと

    「想像力」とは

    「目の前にないものを思い描く力」のこと。


    「創造力」とは

    「想像したものを形にしたり、

     新しいものを生み出したりする力」のこと。


    似ているようで

    意味は違うんですよね。


    「想像力」の例えとして

    ・〇〇ごっこ

    ・見立て遊び

    実際には違いますが、

    何かになりきり、

    頭の中でイメージを広げています。


    「創造力」の例えとして

    ・ブロックでオリジナルの家を作る

    ・絵で自分だけの世界を描く

    実際にブロックなどの物を使って作る。


    つまり、

    「想像力」は、頭の中

    「創造力」は、構想や表現

    という違いになります。


    わたしは、

    『子どもの想像力、創造力は無限大』

    と考えています。


    もし大人が今、

    積み木や葉っぱを渡されて

    「自由に遊んでいいよ」と

    言われても、

    わたしは何を作っていいか分かりません!


    反対に子ども達は

    「お家作ったんだ~!」

    「葉っぱでお買い物してこよう」

    (葉っぱを、お金に見立てています)

    とスラスラと遊びに入っていけます。


    大人にはない

    素敵な力だと思いませんか?


    おそらく、大人にも

    こんな時代があったのでしょうが・・・。

    いつ忘れてしまうのでしょうね?(笑)


    保育の中で、子ども達は

    よく想像の世界を広げます。


    積み木がケーキになったり

    葉っぱがお金になったり

    大人から見ると「遊び」ですが、


    実は遊びの中で子ども達は

    想像力という大切な力を

    育てています。


    では、

    子どもの「想像力」を伸ばすには

    保育士はどんな関わりが必要なのか

    今回はお話していきます。



    ①答えを決めすぎない


    例えば製作をしていて

    「見本通りに作りましょう」

    これでは、

    子どもが想像する機会がなくなります。


    もちろん、

    見本を用意するのはいいのですが、

    それを押し付けてしまうと

    個性もなくなってしまいます。


    「どんな色にする?」

    「何を作りたい?」

    「ここはどうする?」

    このような声掛けをして

    子ども自身が考えられることが

    大切です。


    ②ごっこ遊びを大切にする


    想像力が

    最も育つ遊びのひとつが

    ごっこ遊び、見立て遊びです。


    お医者さんごっこ、

    先生ごっこ、

    お店屋さんごっこ、

    他にも色々な

    ごっこ遊びや見立て遊びがありますね。


    子どもは役になりきりながら

    世界を広げています。


    「これは何かな?」

    「〇〇ちゃんは何役なの?」

    と保育士も一緒に

    子どもの世界を楽しむことが

    大切です。



    ③正解を押し付けない


    例えば、

    子どもが積み木で遊んでいる時に

    「こうしたらいいよ」

    と保育士のやり方を

    押し付けるのではなく、


    「どうしたらできるかな?」

    「他の方法はあるかな?」

    と子どもが考える機会を

    作ります。


    子ども自身で試行錯誤することが

    想像力や思考力につながります。


    また、自分でつくれた!

    という自信にもつながりますよ。


    ④子どもの発想を否定しない


    例えば、子どもが

    「この葉っぱ、お魚みたい!」

    と言った時、

    どういう返答をしますか?


    「違うよ、葉っぱだよ」

    なんて否定的な言葉は

    子どもの発想を潰してしまいます。


    大人からの否定は

    子どもは傷つきますし、

    「間違っているのかな・・・」と

    自信もなくしていまいます。


    なので、

    子どもからの発信には

    否定せずに、

    共感して受けとめてください。


    保育士の言葉ひとつで子どもの

    想像力はもっと豊かになりますよ。


    ⑤絵本の世界を楽しむ


    絵本を読む時も、

    ただ読むだけではなく

    ・この後どうなるかな?

    ・もし自分だったら?

    ・どんな気持ちかな?

    こんな問いかけをすることで

    想像力が育ちます。


    わたしは午睡前に

    子どもの気持ちを落ち着かせるために

    絵本の読み聞かせをしていました。


    さらに時々、

    子ども達が布団に入ってから

    素話をして絵本の

    読み聞かせをする日もありました。


    子ども達それぞれが

    ストーリーを頭の中で

    描いてほしいと思って

    やっていました。


    絵本の読み聞かせ方法に

    正解はありません。


    先生が子ども達を思う

    その気持ちが大切だからです。


    ⑥保育士自身も楽しむ


    想像力を育てる1番の近道は

    保育士自身が楽しむことです。


    「この新聞紙の形、何にみえる?」

    「先生は、わたあめに見える!

     美味しそうだから食べちゃおう~」


    こんな子ども達とのやりとり、

    想像しただけで

    楽しくなりませんか?


    大人がまずワクワクして

    楽しむことができると、

    子どもも想像を

    ふくらませやすくなりますよ。



    まとめ


    子どもの想像力は

    遊びの中で育ちます


    子どもが自由に

    想像できる環境があるからこそ、

    「つくりたい」

    「やってみたい」

    という創造力が育ちます。


    そして、保育士にできることは

    発想を評価することではなく、

    受けとめることです。


    ・答えを決めすぎない

    ・ごっこ遊びを大切にする

    ・正解を押し付けない

    ・発想を否定しない

    ・絵本を楽しむ

    ・保育士も一緒に楽しむ


    このような、

    子どもにとって

    安心した関わりの中で

    子ども達の想像力はより

    豊かに育っていきます。


    子どもの「それ面白い!」という

    発想の中には、

    たくさんの可能性がつまっています。


    保育士がその世界に寄り添い

    一緒に楽しむことが

    想像力を育てる第一歩なのかも

    しれませんね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 保育の現場で「できる保育士」の動き方とは?

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    日々保育をしていて、

    「あの先生がいたから助かった」

    「あの時のフォローが助かった」

    など、他の保育士に対して

    思うことはありませんか?


    または、

    「周りが見えていない」

    「もっと積極的に動いて」

    と言われた経験はありませんか?


    保育の現場では、

    「できる保育士=よく動く人」

    と思われがちです。


    しかし、

    本当にできる保育士とは

    テキパキ動く人でも、

    仕事が早い人でも

    ありません。


    保育を完璧にこなす人でも

    ありません。


    じゃあどんな人なのか?

    これを今回のテーマにして

    お話していきます。


    ①先を見て動く力


    できる保育士は、

    今だけではなく、

    少し先のことを見て考えます。


    例えば

    ・次の活動の準備をしておく

    ・子どもの動きの予測

    ・トラブルが起きそうな場面を予測する


    こういった

    ”今”だけではなく

    少し先の予測をして

    動くことが出来る人です。


    問題が起きてから動くのではなく

    起きる前に動くことを

    常に意識しています。



    ②子どもを見ながら動く力


    仕事に追われると、

    つい作業中心になってしまいます。


    しかし、できる保育士は

    ・子どもの表情

    ・遊びの様子

    ・友達との関り

    を見ながら動いています。


    例えば、

    掃除や排泄の援助をしていても

    子どもの様子に目を向けています。


    自分の仕事をしながらも、

    子どもの少しの変化に気付ける保育士は

    一緒に仕事をしていて

    とても頼りになりますね。


    ③職員の動きを見る力


    保育はチームです。


    できる保育士は、

    自分のことだけではなく、

    ・誰が困っているか

    ・どこに人手が必要か

    ・今何を優先すべきか

    を見ることができます。


    そのため、

    職員同士の声掛けが上手くいき

    自然と連携がとれるのです。


    気付いても、言えない・・・

    という先生も

    いらっしゃるかと思います。


    特に、先輩保育士やパート保育士には

    指示しにくいですよね。


    しかし、遠慮していては

    もしかしたら

    子どもが怪我をしてしまうかも!

    保育がスムーズにまわらないかも!

    しれません。


    「すみませんが、~。」

    「ありがとうございます」

    「~してくださると助かります」


    こんな一言を添えるだけでも

    印象が違ってきますよ。


    保育はチームですから

    少しずつ”伝える”練習も必要ですね。


    ④動きすぎない力


    実は、できる保育士ほど

    必要以上に動きません。


    なぜなら、

    子どもが自分でできることまで

    先回りしないからです。


    例えば、子どもが靴を履くのを

    困っていても、

    すぐには手伝わず、

    見守る時間を大切にします。


    子どもが失敗しそうだからといって

    すぐに助けるとは限りません。


    見守ることで、

    子どもの主体性や考える力、

    達成感を育てているのです。


    そのためにも、

    普段の子どもの様子や成長を

    きちんと把握しておくことが

    大切になってきますね。


    ⑤全体を見る力


    1人の子だけではなく、

    つねにクラス全体をみています。


    例えば

    ・危険な場所はないか

    ・不安そうな子はいないか

    ・トラブルが起きそうではないか


    など、広い視野で見ています。

    全体を見ることで

    子どもの動きや、保育士の動きを

    把握できます。


    これは、日々の保育の中で

    意識していくだけで

    身に付く力なので、

    ぜひ”自分の力”にしてほしです。


    これは余談ですが・・・


    わたしが0歳児担任をしていた時に

    後輩と非常勤の先生と一緒に

    組んだのですが、

    後輩は1人の男の子がお気に入り。


    その子とばかり接して

    周りがまったく見えていませんでした。


    一度、話をしたのですが

    気を付けたのは最初だけで

    まったく成長が見られなかったのです。


    その分、わたしと非常勤の先生で

    他の0歳児を見ることになり

    とても大変な思いをしたことがあります。


    1人の子と丁寧に接することは

    悪くはないのですが、

    他の子どもとも平等に接して

    周りを見てほしかったな・・・

    という過去があります。


    何が言いたいかというと、

    1人の先生だけで

    全体を見るのは大変です。


    周りを見ながら、

    上手に子どもと接する力を

    つけてほしいと思っています。



    まとめ


    保育の現場では、

    動く力も大切ですが、

    それよりも大切なのは「見る力」。


    ・子どもの表情

    ・遊びの変化

    ・気持ちの揺れ

    ・クラス全体の雰囲気

    を読み取る力が

    次の「動く力」につながります。


    「できる保育士」と聞くと

    ハードルが高く聞こえますが

    ・先を見る

    ・子どもを見る

    ・周りを見る

    ・必要な時に動く

    こういった視点を持っている人です。


    なので、「できる保育士」とは

    テキパキ動く人でもなく

    仕事が早い人でもなく

    「子どもを中心に考えながら動ける人」

    のことを示します。


    保育の仕事は、

    たくさん動くことも必要ですが

    1番は子どもの育ちを支えることです。


    だからこそ、

    ”よく動く保育士”よりも

    ”よく見て動ける保育士”を目指して

    いきたいですね。


    5つのポイントを日々意識しながら

    保育をしていくだけで

    「見て動ける力」はついてきます。


    一緒に子どもの育ちを支えるために

    よりよい保育をしていきましょうね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 保育士が大切にしたい「子どもの気持ちをみる保育」

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    保育をしていると、

    年齢に関係なく

    ・泣く

    ・怒る

    ・イヤと言う

    ・友達とのトラブル

    などいろいろな姿に出会いますね。


    忙しい毎日の中では

    つい、その行動ばかりに目が向き

    「子どもの行動をみる保育」

    になりやすいのです。


    そして、その行動に対して

    「どう止めるか」

    「どう対処(改善)するか」

    を考えがちになりませんか?


    例えば、

    子どもが室内を走っていた時に

    「走らないよ!」と言うと、

    行動だけをみての声掛けになります。


    「楽しくて走りたくなったのかな?」

    というふうに、行動の裏の気持ちをみる

    「なぜ、その行動をしたのか」

    を考えることが

    子どもの気持ちをみる保育になります。


    子どもの行動には理由があります。

    しかし、まだ自分の気持ちを

    上手に言葉で表現することが難しいのです。


    だからこそ、保育士には

    「子どもの気持ちをみる保育」が

    大切になってきます。


    今回は「子どもの気持ちをみる保育」

    のポイントや、なぜ大切なのかを

    お話していきます。



    ①気持ちをみるためのポイント

    ★この子は何を伝えたかったのかな?


    子どもの行動には必ず理由があります。

    泣く、怒る、黙る

    なども全部メッセージです。


    このメッセージに気付くことが

    第一歩となります。



    ★今、どんな気持ちなのかな?


    必ずしも正解が分かるわけでは

    ありません。


    まずは、

    気持ちを想像してみる姿が

    子どもに安心感を与えます。



    ★この子は今、何を求めているのかな


    保育は集団行動なので

    どうしても、行動を正そうとすることが

    多くなってきます。


    でも、本当に大切なことは、

    行動を変えるのではなく、

    その行動の奥にある”心”を

    理解することです。


    ・助けてほしい?

    ・認めてほしい?

    ・甘えたい?

    ・一緒にいてほしい?

    など、気持ちを考える視点が

    大切です。




    ②子どもの話を最後まで聞く


    「~~だから、ーーしたんでしょ?」

    というふうに、

    大人はつい

    答えを急いでしまいがちです。


    でも、子どもが安心するのは

    「聞いてもらえた」

    と感じたときです。


    例えば、

    子どもの話がまとまっていなくても

    最後まで耳を傾ける。

    その積み重ねが

    信頼関係につながります。



    ③子どもの姿を評価しない


    気持ちをみる保育では、

    「良い・悪い」で

    判断しません。


    例えば、

    泣いている子どもに対して

    「そんなことで泣かないよ」


    ではなく、

    「悲しかったんだね」

    と受けとめることが

    大切です。


    そうすることで子どもは

    「泣く=悪いこと」と

    捉えにくくなります。


    泣くという行動も

    意味があるからです。




    ④気持ちをみる保育が育てるもの

    ★信頼関係


    子どもが「分かってもらえた」と

    感じる経験が、

    保育士との信頼関係を築きます。



    ★自己肯定感


    気持ちを受けとめてもらうことで

    子どもは

    「自分の気持ちは大切なんだ」

    と感じられます。



    ★主体性


    自分の思いを

    受けとめてもらえるからこそ

    子どもは安心して

    自分を表現できるようになります。



    ⑤保育士に大切なもの


    子どもの気持ちをみるためには

    保育士自身の心の余裕が必要です。


    忙しさや、焦りが強いと

    どうしても、

    行動を止めることが

    優先になってしまいます。


    そのため、

    完璧を目指しすぎないように

    することも大切ですよ。



    ⑥まとめ


    子どもの気持ちをみる保育とは、

    行動だけで判断せずに、

    その奥にある子どもの

    思いや願いに目をむける保育です。


    ・なぜ泣いているのか

    ・何を伝えたいのか

    ・どんな気持ちだったのか


    など、日々問いを持ちながら

    子どもと関わることで

    保育は「指導」から「理解」へと

    変わっていきます。


    そうすると、保育士の仕事は

    「子どもを動かすこと」ではなく

    「子どもの心を理解しようとすること」

    なのかもしれません。


    子どもの気持ちがみえてくると

    泣く、怒る、拒否する

    という困った行動ではなく、

    「今、この子が成長している姿」

    として、捉えられるように

    なっていきます。


    子どもを理解しようとする

    保育士のまなざしは、

    子どもにとって大きな安心に

    つながります。


    行動の奥にある気持ちに

    目を向けることから、

    保育はもっとあたたかく

    もっと深いものになって

    いくのかもしれませんね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 保育士が考える「イヤイヤ期」との向き合い方

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    2歳前後から始まる「イヤイヤ期」。


    服を着るのも「イヤ!」

    靴を履くのも「イヤ!」

    ご飯を食べるのも「イヤ!」


    あれも「イヤ」

    これも「イヤ」


    イヤイヤイヤ・・・の連発。


    保育の現場でも毎日のように

    みられますね。


    保育士自身も「イヤ!」と

    言いたくなりますよね(笑)


    しかし

    「イヤイヤ期」は子どもにとって

    大切な成長過程のひとつ。


    イヤイヤ期は、

    「自分で決めたい」という気持ちが

    育っている証拠なのです。


    0、1歳児の頃は

    大人からしてもらうことが

    多かった子どもが、


    少しずつ

    ・自分でやりたい

    ・自分で決めたい

    ・自分の気持ちを伝えたい

    と思うようになります。


    保育をしていると、

    子どもの色々な「イヤ!」に

    直面します。


    実は、その「イヤ」の中には

    子どもの様々な気持ちが

    含まれています。


    例えば、

    「お片付けイヤ!」

    →もっと遊びたい


    「しないで!」

    →自分で挑戦したい


    という気持ちがあるのかもしれません。


    こういった例のように

    まだまだ2歳なので、

    自分の気持ちを上手く表現できない時に

    「イヤ!」という言葉で

    自分の気持ちを表現していることがあります。


    そこを理解してあげて

    くださいね。


    それをふまえたうえで、今回は

    「保育士が大切にしたい関わり」を

    お伝えしていきます。


    最後に

    わたしがしていた関わり方も

    お伝えするので、

    参考になると嬉しいです。



    ①気持ちを受けとめる


    「イヤ!」と子どもが言った時、

    「イヤじゃない!ダメ!」と

    言ってしまうと、


    子どもは

    自分が否定されたように感じます。


    そのため、

    「まだ遊びたかったんだね」

    と、子どもの気持ちを

    保育士が言葉にして伝えると


    「先生はボクのことを分かってくれてる」

    と子どもは安心します。


    保育は集団生活なので

    つい「ダメ!」を先に

    言ってしまいそうになりますが

    グッとこらえて、

    その子と丁寧に関わる時間が必要です。


    ②選べる場面をつくる


    イヤイヤ期の子どもは、

    「自分で決めたい」が育っています。


    「積み木とブロック、どっちがいい?」

    「赤と青、どっちがいい?」


    など、簡単な選択肢で大丈夫です。


    小さな選択を作ることで

    その子の主体性が満たされます



    ③「イヤ」を成長としてみる


    イヤイヤ期は、保育士にとって

    とても大変な時期です。


    しかし、

    「自分が育っている途中なんだな」

    「成長過程のひとつなんだ」

    という考えを持つことで

    子どもの見え方が変わります。



    ④ゆい先生の関わり方


    わたしが実際にしていた関わり方を

    紹介しますね。


    ①遊びの片付けの場面

    「片づけイヤ!」と言われたら、


    「Aちゃん何作ったの?」

    「かっこいいの作ったねー!」

    「どこかに飾っとく?」

    「〇〇先生に見せてから、片づける?」


    このように、

    子どもが作った物に興味をよせ

    その子の気持ちを満たしてあげます。


    そして、”飾る””見せる”という方法で

    その子の遊びの過程を認めます。


    ②ご飯を食べない場面


    「これとこれ、どっちから食べる?」

    「食べたくなったら教えてね」


    と選択肢を与えます。


    時間がたつと、

    自分で食べる時もあるので

    その時はたくさん褒めます!



    ③衣服の着脱の場面


    「着るのもイヤ!」

    「履くのもイヤ!」

    の場合は


    「友達に手伝ってもらう?」

    「先生と一緒にする?」

    と尋ねるか、

    ”待つ”

    ことをしていました。


    これも小さな選択肢を与えています。


    それでもだめなら、

    ”待つ”。


    その子が自分で

    「やろう」と思うまで待っていました。


    もちろん、その子の安全をみながら

    そばで見守るという姿勢です。


    案外、

    子どもが「自分でしよう」と決めて

    した方がスムーズにいく時もあります。


    その時に、その子が

    「せんせい、てつだって」と言ったら

    言葉にできたことを褒めて

    喜んで手伝いました。



    イヤイヤ期の子どもが

    自分の気持ちを、言葉にできた時は

    たくさん褒める!

    これがわたしの関わり方です。


    参考までにどうぞ。


    ⑤まとめ


    イヤイヤ期は、

    大人にとっては大変ですが、


    子どもにとっては

    「自分」という存在が

    大きく育つ時期です。


    「イヤ!」をなくすことは無理です。


    保育士にできることは、

    「イヤ」の言葉にある

    奥の気持ちを理解し、

    受けとめることです。


    そのため、保育士の

    忍耐力や、気持ちを受けとめる余裕

    がないと関わることは

    難しくなってきます。


    保育士同士で連携を取りながら

    時間と心に余裕をもち

    子ども達と関わっていくことが

    大切ですね。


    その積み重ねが

    子どもの自己肯定感や主体性の

    土台になっていくのでは

    ないかと考えます。


    一緒にがんばっていきましょうね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 子どもが安心できる保育士とは?

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    保育士として働いていると、

    「子どもにとっていい先生になりたい」

    「子どものお手本のような先生になりたい」

    「子どもに好かれる先生になりたい」

    など、

    考えたことはありませんか?


    わたしはありました!


    でも、

    ”いい先生”

    ”お手本のような”って・・・

    抽象的じゃないですか?


    ”いい先生”とはどんな先生?

    ”お手本のような先生”とはどんな先生?


    楽しい先生?

    ピアノが上手な先生?

    子どもに人気の先生?

    もちろんそれも、とっても素敵です!


    しかしそれは、

    保育士の”あなた”目線での考え。


    子ども目線で考えた時

    子どもはいったいどんな先生を

    求めているのでしょうか?


    結論からいうと

    子どもが保育士に求めているのは

    「安心感」です。


    つまり、

    「なんでもできる先生」ではなく

    「自分の気持ちを受けとめてくれる先生」

    を子どもは求めています。


    泣いた時、失敗した時、

    甘えたい時、不安な時、

    嬉しい時、楽しい時、

    「大丈夫だよ」

    「そばにいるよ」と

    受けとめてもらえる経験が

    安心感につながります。


    今回は、「安心感」をテーマに

    「子どもが安心できる保育士とは?」

    という内容でお話を始め、


    「安心感があると子どもはどう育つ?」

    というまとめで終わりたいと思います。


    ①気持ちを受けとめてくれる


    例えば子どもが泣いた時に

    「こんなことで泣かないよ」


    ではなく


    「悲しかったね」

    「悔しかったね」

    など、子どもの気持ちを

    理解しようとしてくれる存在。


    このような保育士の姿に、子どもは

    「どんな自分も受けとめてくれるんだ」

    と安心感を抱くことができます。





    ②自分をみてくれる


    子どもが安心するのは

    特別な言葉ではなく、


    「先生は自分を見てくれいる」

    と感じる瞬間です。


    例えば、

    ・小さな変化に気付く

    ・がんばりを見つける

    ・名前を呼ぶ


    このような積み重ねが

    安心感につながります。


    「小さな変化」とは、

    成長した姿ももちろんですが

    ・髪の毛を切った

    ・持ち物が変わった、新しくなった

    ・背がのびた

    など、些細な変化でもかまいません。


    どれも大切にしていましたが、

    わたしは特にここを大切にしていました!


    気付いて声を掛けた時

    子どもは嬉しそうに話してくれるんですよ。


    そのためにも、

    普段の子どもの姿をよく見ていることが

    大切になっていきます。


    ③一貫した関わり


    子どもは大人が思っている以上に

    保育士の表情や雰囲気を見ています。


    ・機嫌が良い日は優しい

    ・忙しい時は冷たい


    このような保育士だと

    「今日の先生はどうだろう・・・?」

    と子どもは不安になります。


    保育士にも仕事量もありますし

    プライベートもあるのは分かります。


    しかし、子どもと関わる以上

    いつも同じように関わってくれる存在

    というのが、

    子どもの安心感につながります。


    ④失敗しても大丈夫と思わせてくれる


    子どもは毎日挑戦します。

    その時に

    ・失敗する

    ・間違える

    ・できない

    を繰り返しています。


    そんな時に

    「まだできないの?」

    「早くしなさい」

    と言われてしまうと、どうでしょうか?


    否定されているように感じますよね。


    大人だって、そんなこと言われると

    委縮してしまい、

    もう挑戦することをやめよう

    と思いませんか?


    子どもは感受性豊かです。

    大人以上にダメージが大きいです。


    なので、

    「やってみたんだね」

    「一緒にやってみようか」

    など肯定的な言葉をかけてもらうと

    子どもは安心して

    挑戦できるようになります。



    ⑤安心感があるとどう育つ?


    「安心感」はゴールではありません。


    「安心感」があるから

    色々な物事に取り組める。


    いわゆる、スタート地点なのです。


    安心できる保育士がいるから

    子どもは自分から世界を広げていきます。


    ・遊びに挑戦できる

    ・友達と関われる

    ・自分の気持ちを表現できる

    ・新しいことに挑戦できる

    ようになります。


    転んだら戻る。

    不安になったら戻る。

    そしてまた挑戦する。


    保育士はそのための

    「安全基地」のような

    存在なのかもしれませんね。



    子どもが安心できる保育士とは、

    特別な技術をもった保育士ではありません。


    ・気持ちを受けとめてくれる

    ・自分を見てくれる

    ・一貫した関わりができる

    ・失敗しても認めてくれる


    この安心感こそが

    子どもが自分らしく育ち、

    挑戦し、成長していくための

    大切な土台になります。


    ぜひ、子どもにとっての

    安心できる大人になって

    子どもの成長を支えて

    一緒に楽しんでいきましょうね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 遊びの中で育つ力

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    保育の仕事を知らない人は

    「保育士って子どもと遊んでるだけの仕事」

    と思っていたり、


    経験がまだ浅い先生や、

    保育学生さんは

    「保育=遊び」と

    捉えたりすることが多くいらっしゃいます。


    しかし、保育においての遊びは

    ただ「楽しい時間」ではありません。


    子どもにとって遊びは

    ”学びそのもの”なのです。


    大人は「遊んでいる」と見える場面でも

    子ども達はたくさんの力を育てています。


    では、

    なぜ遊びが大切なのでしょうか?


    遊びの中で、

    ・考える、工夫する

    ・失敗する、試す

    ・人と関わる

    このようなことを繰り返しています。


    つまり、

    「生きる力の土台」を

    遊びを通して育てている最中なのです。



    次の項目から「遊びの中で育つ力」

    を詳しくお話していきますね。


    ①主体性


    遊びは、

    「やらされる」ものではなく、

    「やりたい!」から始まります。


    積み木を積む、虫を探す、

    友達と遊ぶ、など

    すべて自分で選んでいます。


    その経験が

    自分で考えて行動する力

    につながります。


    ②考える力


    何も考えていないように見えますが、

    小さな体と頭で

    遊びの中で

    子ども達は常に考えています。


    積み木はどうしたら高く積める?

    ダンゴムシはどういう所にいる?

    次はどうしよう?


    子どもの頭の中は、

    考えることでいっぱいなのです!


    これは、

    将来の問題解決力の土台になります。


    なので、

    時と場合によりますが

    保育士はあまり

    「次はこうして」と指示するのは

    控えた方がいいこともあります。


    ③友達と関わる力


    遊びの中で

    ・順番を待つ

    ・貸し借りをする

    ・話し合う

    ・協力する

    このような経験を積みます。


    その中でケンカになる時もありますが、

    この経験を通して

    人と関わる力が育っていきます。


    ④言葉の力


    遊びの中で

    「一緒にやろう」

    「次はこうしよう」

    「貸して」

    など自然に言葉をつかいます。


    時には、

    知らず知らずのうちに

    友達を傷つける言葉をつかい

    トラブルになることもありますが


    この経験を通して

    相手に言っていい言葉や、

    悪い言葉を学んでいきます。


    楽しい経験の中だからこそ

    言葉も豊かになっていきます。


    ⑤自己肯定感


    遊びの中で

    ・できた!

    ・作れた!

    ・認めてもらえた!


    という経験を積むことで

    「自分ってできるんだ」

    という自信が育ちます。


    保育士との関わりの中でも

    認めてもらえる経験は大切ですが、


    ”友達”との関わりの中で

    こうした経験が自信につながります。


    ⑥想像力・創造力


    ごっこ遊びでは

    ・お店屋さん

    ・お医者さん

    ・ヒーロー

    など、

    子どもは色々なものになりきります。


    そこには

    想像する力

    新しく生み出す力

    が育っています。


    男の子だから、

    女の子だから、

    もう何歳なんだから、

    と言って、

    ごっこ遊びを制限するのは

    とてももったいないです。


    わたしは、

    子どもの想像力・創造力は無限大

    だと思っています。


    子どもの可能性を大人の都合で

    否定することは

    やめてくださいね。


    ⑦挑戦する力


    遊びの中には失敗もあります。

    ・負ける

    ・壊れる

    ・思い通りにならない


    でも、「もう1回しよう」と

    挑戦する経験が

    粘り強さにつながります。


    まとめ


    保育士が遊びを見守る時は

    「何をしたか」

    ではなく、

    「どんな力が育っているか」

    という視点を持つことが大切です。


    ただ、

    砂遊びをしているように見えても

    ・どんな遊び方をしているのか

    ・友達と相談している

    ・工夫している

    ・役割を決めている

    など、たくさんの学びがあります。


    「楽しい遊び」の中にはこのように

    「今を楽しむ」だけではなく、

    未来を生きるための力

    を育てています。


    そのために、

    保育士が出来ることは

    「遊ばせること」ではなく

    「遊びが深まるように支えること」

    になります。


    ・子どもの好奇心を尊重する関わり

    ・遊びが広がる環境を整える

    ・友達との関わりを支える

    ・過程を認める

    ・一緒に楽しむ


    これらの姿勢が大切です。


    遊びの中で、保育士の役割は

    「教える人」ではなく、

    「子どもの育ちを支える伴走者」

    のような存在です。


    どのタイミングで声を掛けるのか、

    どのような声掛けが必要なのか、

    難しいですが、


    そのような存在になるためにも、

    日々、子どもの姿をよくみて

    理解することが

    まず一歩となります。


    子どもの様子をみながら

    必要なタイミングで援助ができる

    保育士でありたいですね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい


  • 保育はAIにできる?できない?

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    最近、「ChatGPT」が流行っていますね。

    略して「チャッピー」と言うのかな?


    わたしも何度か使ったことがありますが

    相談内容に対して、

    的確にアドバイスをくれるので驚きました!


    ChatGPTのアドバイスの最後には

    「あなたはどう思う?」

    「あたなはどうしたい?」

    と次の行動を促す文章も出てくるので

    考えを整理することにも

    役に立ちますね。


    お店に行くと、

    お掃除ロボットがいたり

    配膳ロボットがいたり・・・。


    これからの時代、

    AIは欠かせない存在になるのでしょうね。


    どこかで聞いたのですが

    保育士もいずれはいらなくなるとか・・・。


    でも、本当にそうなのでしょうか?

    人間にしかできないこと、

    AIしかできないこと、

    得意不得意があるのではないか?

    とわたしは考えています。


    なので今回は、

    「保育にAIはできる?できない?」

    をテーマにお話していきます。


    ①AIができること


    まずはAIが得意とすることを

    考えていきましょう。


    最近はAIで

    ・指導案作成

    ・おたより作成

    ・連絡帳の文章作成

    などができるようになってきました。


    つまり、「事務作業」が

    AIは得意なんですね。


    わたしの時代にはなかったAI。

    とても羨ましくもあります。(笑)


    ただでさえ仕事が多い保育士さん。

    書類で何時間も悩まなくていいのですから

    時間を有効に使うためには

    いいですね。



    ②AIにはできないこと


    では反対に、AIが苦手とするものを

    考えていきましょう。


    AIには”心”がありません。

    なので相手の気持ちや表情の変化に

    気付くことはできません。


    例えば、

    同じ”泣く”という行動でも

    ・寂しい

    ・悲しい

    ・甘えたい

    など、

    なぜ泣いているのかを

    理解するのは難しいです。



    また、子どもが安心するのは

    機械ではなく、

    「自分を大切にしてくれる人」です。


    AIには、

    気持ちを読みとる力もありませんし

    状況に応じた言葉をかける力もありません。


    これは、”心”がある人間だからこそ

    読みとれる能力でもあります。



    保育で同じ日はありません。

    毎日、変化があります。


    ・雨が降る

    ・ケンカがおこる

    ・子どもの興味が変わる

    ・子どもの機嫌が変わる

    など、一瞬一秒が変わってきます。


    保育士はその場の状況に応じて

    臨機応変に動くことができます。


    それに対してAIは

    その場で判断して保育をする力は

    難しい部分です。


    ③保育士だからできること


    保育士は

    ただ、子どもと遊ぶ仕事ではありません。


    ・成長を見守る

    ・気持ちを受けとめる

    ・子ども同士をつなぐ

    ・保育士同士の連携

    ・保護者と信頼関係を築く


    など、

    「人と人との関わり」

    大切にする仕事です。


    他にもたくさんのことに

    日々気を付けながら

    保育をしています。


    その中で、

    喜び、悲しみ、楽しみ、怒りなど

    子どもと保育士と共有することで

    絆や信頼関係がうまれます。


    そう思うと

    保育士の仕事は

    とても誇らしく思えませんか?


    ④まとめ


    これからの時代、

    AIと離れて生活することは

    難しい時代になっていきます。


    AIにしかできないことや、

    AIがいるから助かることも

    あるからです。


    なので、今からの時代は

    「保育士 × AI」

    という生き方が

    大切になってくるかと思います。


    AIが

    ・書類作成

    ・文章作成

    をサポートしてくれることで


    保育士は

    ・子どもをみる

    ・保育士同士の連携

    ・保護者と関わる

    などの時間を増やせるからです。



    AIは文章が書けたり、

    情報を集めたり整理したり

    そういったことが得意です。


    反対に、

    子どもが転んだ時に

    手を差しのべたり

    「痛かったね、大丈夫だよ」と

    安心させられる言葉をかけることは

    できません。


    また、

    子どもの小さな成長を

    一緒に喜ぶこともできません。


    保育は、人が人を育てます。


    だからこそ、

    AIの力を借りながらも

    保育士だからできる関わりを

    これからも大切にして

    いきたいですね。


    最後までよんでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 保育記録をPDCAサイクルにつなげるコツ

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    あなたは

    「PDCAサイクル」という言葉を

    聞いたことがありますか?


    簡単に説明をすると

    P(Plan)・・・計画する

    D(Do)・・・実践する

    C(Check)・・・振り返る

    A(Action)・・・改善する

    という意味で

    「PDCAサイクル」と呼びます。


    「保育となんの関係があるの?」

    と思いますか?


    あるんです!


    保育において

    PDCAサイクルが大切なのは、

    保育をやりっぱなしにしないため

    です。


    保育は、「楽しかったね」で終わり

    ではありません。


    子どもの成長や育ちを促したり

    身につけてほしい姿があったりします。


    そのため、

    よりよい保育をするためにも

    PDCAサイクルは必要なのです。


    これをすることによって、

    様々なメリットがあります。



    PDCAをするメリット

    ①子どもの育ちを理解できる

    保育は「計画通りにできたか」

    ではなく、

    「子どもにどんな育ちがあったか」

    が大切です。


    そのため、振り返りをすることで

    ・子どもが何に興味をもったか

    ・どんな援助が必要だったか

    がみえてきます。


    ②保育の質が向上する

    活動をしても、振り返りがなければ

    意味がありません。


    ・環境はどうだったか

    ・関わり方はどうだったか

    ・次への課題

    を考えることで

    次の保育活動がグンと良くなります。


    ③子ども主体の保育につながる

    保育士の計画だけを優先すると

    「やらせる保育」になってしまいます。


    これでは、

    子どもの成長は見られません。


    子どもの姿から次の保育を考えることが

    子ども主体の保育につながります。


    ④保育士自身の成長につながる

    保育に正解はありません。


    だからこそ、振り返りながら

    ・学ぶ

    ・気付く

    ・改善する

    ことが大切です。


    また、

    PDCAサイクルは

    1人で回すものではありません。


    ・子どもの姿の共有

    ・保育のねらいを確認

    ・援助の仕方を考える

    など、職員間で考えることで

    職員間の連携が深まります。



    どうですか?

    PDCAをすることで

    たくさんのメリットが見えてきました。


    「あ、日誌で書いてるから大丈夫」

    と思った方はいませんか?


    大切なことは、

    「子どもの姿をみて、

    次につなげる保育をすること」です。


    その書類、

    書いて終わりにしていませんか?

    とてももったいないです。


    なので今回は

    保育記録をPDCAサイクルにつなげるコツ

    という内容でお話します。


    まず、例として

    「友達との関りを楽しむ」

    という「ねらい」をたてるとします。


    ①P(Plan)計画


    まずは

    ・子どものどんな育ちを願うか

    ・どんな環境をつくるか

    を考えます。


    すると、保育士の意図や

    どんな環境構成がいいのかが

    みえてきます。


    保育士の意図

    ・友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じてほしい

    ・「貸して」「どうぞ」などのやりとりを経験してほしい

    環境構成

    ・ごっこ遊びコーナーを設置

    ・2~3人で遊べる玩具を用意する

    ・保育士がコーナーにつく


    など、色々考えられますね。



    ②D(Do)実践


    実際、保育をしてみて

    子どもがどんな姿だったのかを

    観察します。


    ・AちゃんとBちゃんが一緒に玩具で遊ぶ

    ・友達と会話をしながらごっこ遊びをする

    ・途中で玩具の取り合いもみられたが、

     保育士が仲立ちすると再び遊び始める


    ただ、ぼーっと見ているだけでは

    ③につながりませんよ。


    ③C(Check)振り返り


    ここが保育書類の部分です。

    「楽しそうだった」

    「友達と遊べた」

    で終わる文章では

    次の保育になにも活かせません。


    ・子どもは何に興味を持ったか

    ・どんな気持ちだったのか

    ・どんな成長が見えた?


    この3つを意識すると

    考えやすいですよ。


    子どもの姿

    ・同じものを作ろうとする姿があった

    ・玩具の取り合いでトラブルがあった

    ・自分の思いを言葉で伝えることは

     まだ難しかった


    このことから、

    見えてきた育ちを考えると


    →友達への興味が育っている

    →一緒に遊びたい気持ちはある

    →まだ気持ちの伝え方は保育士の援助が必要


    ④A(Action)改善


    ③の振り返りから

    次の保育を考えます。


    ねらいは

    「友達と関わりながら、

    自分の思いを伝えたり

    相手の思いに気付いたりする」


    保育士の援助は、

    「貸してほしかったんだね」

    など気持ちを代弁する必要がある。


    気を付けてほしいことが、

    「トラブルがあったから

    ねらいを達成できなかった」

    と捉えることです。


    むしろ、

    友達と関わり気持ちがあるからこそ

    トラブルが起こるのです。


    まとめ


    「友達との関りを楽しむ」

    という「ねらい」のPDCAは


    P→友達と関われる環境をつくる

    D→一緒に遊ぶ

    C→友達への興味や関わりの育ちを見る

    A→気持ちを伝える環境や援助をする


    という流れになります。


    このように、

    子どもの成長や育ちに合わせて

    保育が変化していく状態が

    PDCAが回っている保育

    になります。


    保育において

    PDCAサイクルが重要なのは

    ・子どもの育ちを理解できる

    ・保育の質を高められる

    ・子ども主体の保育につながる

    ・保育士の成長につながる

    という理由があるからです。


    PDCAサイクルは、

    「計画通りに進めるためのもの」


    ではなく、


    子どもの姿から学び、

    よりよい保育をするためのもの


    です。


    そのため、

    完璧な保育計画よりも

    子どもの育ちや成長に気付き、

    それを次の保育につなげることが

    大切になってきます。


    子どものためにも

    保育士自身のためにも

    大切なPDCAサイクル。


    ぜひ、

    意識して取り入れてくださいね。


    最後まで読んでくださり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 有意義な職員会議にするために大切なこと

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    保育園や幼稚園、働いている場所で

    「職員会議」というものは

    ありますか?


    わたしの園では

    月に1回ありましたが

    職員会議が苦手でした・・・。


    なぜかというと、

    ・ただ長いだけ

    ・中身のない報告

    ・発言する人はいつも同じ

    ・結局決定権はお局先生


    「この会議、意味ある?」

    「ここで話す内容じゃなくない?」

    と内心思うことも多々ありました。


    同じように思う方も

    いらっしゃるのではないでしょうか?


    そもそもなぜ、

    「職員会議」を行うのかというと

    ・子どもやクラスのことの共有

    ・配慮のいる子どもの姿や支援の共有

    ・保育観のすり合わせ

    など、目的があるからです。


    保育は”個人戦”ではなく”チーム戦”。

    チームで保育を行うための土台作り

    が「職員会議」だと考えられます。


    この目的を忘れている、または

    気付いていないことによって

    「地獄の職員会議」となってしまうのです。


    では反対に

    「有意義な職員会議」に

    するためには何が大切なのか?


    忙しい中、

    時間をさいて参加する「職員会議」。


    「地獄の職員会議」よりも

    「有意義な職員会議」の方が

    参加したいと思いませんか?


    「有意義な職員会議」にするために

    大切なことはなにか?

    という内容を今回はお話していきます。


    ①話しやすい雰囲気を作る


    例えば、

    ・発言しても否定されない

    ・話を最後まで聞いてくれる

    ・「分からない」と質問できる


    これは基本中の基本です。


    ただ、この雰囲気を作れるのは

    中堅保育士~園長先生です。


    若手の先生や、まだ慣れていない先生は

    会議の場で発言するのも緊張します。


    だれでも発言しやすい。

    分からないことは聞ける。


    だれでも”がキーワードになります。


    意見を言い合う場面で、

    ベテラン保育士や、

    お局保育士ばかりの意見の出し合い。


    それは、話し合いとは言えません。


    わたしが1、2年目の頃は意見を出すと

    すぐに否定されました。


    それ以来、職員会議では基本聞く専門。

    必要最低限のこと(クラスの子どものこと)

    しか話せなくなりました。


    否定されたら、

    誰だって臆病になります。



    そんな思いは、

    誰にもしてほしくありません。


    ”だれでも”平等に発言できる雰囲気作り

    が大切になってきます。






    ②一部の人だけで話さない


    ①の話と少しかぶるのですが、

    同じ先生だけが話すと

    「聞くだけの会議」になってしまいます。


    また、そうなると

    意見が偏ってしまったり

    偏った視点からしか

    物事を見れなくなります。


    話しやすい雰囲気の中で

    ”だれでも”

    発言しやすい会議にするためにも


    「どう感じた?」

    「どう思った?」


    と話を振る役割の先生がいると

    新しい視点や考え方を

    見つけられることもあります。


    会議は”みんな”で参加するもの。

    一部の人だけの会議の時間では

    ありません。


    そいういった視点をもつだけで

    会議の過ごし方が変わりますよ。



    ③子どもの姿を中心に話す


    クラスの子どもの様子は

    1番担任の先生が分かっています。


    他のクラスの様子は

    イマイチ分かりません。


    だからこそ、

    ・子どもの様子、成長

    ・困っている姿

    ・支援の仕方

    ・保護者の情報


    を共有することが大切です。



    ④長さより”中身”が大切


    長い会議=良い会議

    ではないことを

    忘れないでください!


    ①必要な内容だけを整理する

    ②発言する

    こんなシンプルなことでいいんです!


    ダラダラとながーく話されても

    聞いている方は、

    何を伝えたいのか分かりません。


    ちなみに

    わたしの園の「地獄の職員会議」は

    だいたい3時間だったんですが、

    他の園はどうなんでしょう・・・。



    ⑤保育観の共有の場


    職員会議は、

    「チーム保育力」につながります。


    そのためにも、

    ・子どもをどう見るか

    ・どんな関わりを大切にするか


    を話ことで、

    「チーム力」が高まります。


    これは

    園全体で子ども達を見るためにも

    共通理解しておく必要がありますね。


    まとめ


    「有意義な職員会議」に

    するためには、


    ・話しやすい雰囲気

    ・”だれでも”発言しやすい

    ・子ども中心の視点

    ・意見を否定されない安心感

    ・先生達で一緒に考える姿勢


    が大切です。


    本来の職員会議は

    業務連絡でも、

    お喋りの時間でも、

    地獄のような時間でもなく、


    「保育を一緒に作っていく時間」


    ということを

    忘れないでくださいね。


    最後まで読んでくださいり

    ありがとうございます。


    ゆい

  • 年齢別テーマ 2歳児編 ★

    こんにちは!

    ゆい先生です!


    2歳児と聞くと

    よく「魔の2歳児」と言われますが

    どうでしょうか?


    確かに、1歳児の時よりも

    「自分で!」が強くなったり

    成長発達にも差が出てきます。


    その一方で、

    出来ることも増えてきますし、

    保育士だけではなく友達にも興味をもち

    やりとりが楽しい時期でもありますね。


    わたしが実際に

    2歳児クラスを担任した時の経験も入れて

    お話できたらと思います。


    実は、初任1年目のクラスは

    2歳児の担任でした。


    人見知りをされ泣かれ、

    「イヤ」と拒否られ、

    1人ひとりの成長の差に

    初めはついていけませんでした・・・。


    どのクラスでも言えますが、

    慣れるまでが大変でした。


    そんな2歳児をテーマに

    今回はお話していきます。


    ①2歳児の「イヤイヤ」の正体


    結論から言うと、

    「イヤイヤ」=

     困った子、ワガママな子

    ではありません!


    むしろ、

    自分の気持ちが育っている証拠です!


    2歳児頃になると、

    ・自分でやってみたい

    ・気持ちを伝えたい

    という気持ちが

    1歳児頃よりも強くなります。


    しかしまだまだ

    ・言葉が未発達

    ・感情を整理できない

    ・我慢が難しい

    このような特徴があります。


    そのため、「イヤ!」という言葉と態度で

    大人に表現しています。


    実は「イヤ!」の裏側では

    「自分はこうしたい」

    「自分でやりたい」

    が隠れていることが多いのです。

    それを理解してあげてください。


    それは同時に

    「自分が」「自分は」

    という気持ちが生まれている証でもあります。


    しかしまだ自分で「気持ち」

    コントロールする力までは

    育っていません。


    そのため、

    気持ちの切り替えが苦手、時間がかかる

    癇癪を起こす

    という行動になります。


    ここで、保育士が大切にしたいことが4つ

    1、まずは気持ちを受けとめる(共感する)

    ⇒共感されると落ち着きやすい


    2、少し待つ

    ⇒気持ちをコントロールする力が弱いため

     気持ちを整理する時間が必要


    3、「自分で」を大切にする

    ⇒「どっちがいい?」「どれにする?」

     という小さな選択を「自分で」する


    4、行動だけで判断しない

    ⇒「イヤ!」をワガママと捉えず、

     成長途中と捉える


    これを意識するだけで

    「イヤイヤ」へのストレス具合が減りますよ。




    ②癇癪を起す子どもの気持ち


    わたしが経験した中で

    イヤなことがあると

    ひっくり返って泣く子、

    癇癪を起す子、

    がいました。


    保育士としては、

    なんとか落ち着かせようとすると思います。

    ですが、一度始まったら

    なかなか止まりませんよね・・・(汗)


    癇癪を起している最中は

    子どもはいっぱいいっぱいの状態で

    保育士の声は子どもの耳には届きません。


    なので、伝えたいことは

    その子が落ち着いてから、お話しましょう。


    そのためまずは、

    その子や、周りの子の安全を確保すること。

    これが1番です。


    次に、

    無理に落ち着かせようとしないこと。


    最後に、

    気持ちを代弁すること。

    最後が大切です、


    「分かってもらえた」という経験の

    積み重ねで落ち着きやすくなります。


    反対に、やってはいけないのは

    ・その子の感情を否定すること

    ・保育士も感情的になること

    ・放っておくこと

    この3つです。


    癇癪は、子どもからの

    助けて、分かっての「SOS」のサイン。


    「どんなあなたでも、そばにいるよ」

    というドーンと構えた姿勢で

    受けとめてくださいね。



    ③自立と愛着が育つ時期


    「自分でやる」

    「できるからあっちいってて」

    と言う子どもはいませんか?


    そんなことを言いながらも

    「せんせい、だっこして~」

    と甘えてくる時もありますよね。


    どっちやね~ん!

    と内心思っちゃいますよね(笑)


    でも、これは自然なことなんです。


    2歳児頃は

    「自立したい」と「甘えたい」

    という気持ちが同時にあるのです。


    2歳児はまだ、

    ・気持ちのコントロールが苦手

    ・気持ちが芽生え始めるから不安になりやすい

    ・頑張ると疲れる


    だからこそ

    「安心」を求めるんです!


    大人だって不安な時や疲れた時は

    誰かに頼りたいですよね。

    子どもだって同じなんですよ。


    安心できるから、挑戦できる。

    挑戦できるから、安心を求める。

    この繰り返しで育っていきます。


    甘えは悪いことではありません。

    ”心の充電”です。


    「甘えながら自立していく」

    これが2歳児の子ども達の姿です。



    ④友達への興味


    ・友達と同じ遊びがしたい

    ・友達のマネをしてみたい

    友達への興味が出てくるのもこの頃。


    だけど、

    自分の物は自分の物。

    物の貸し借りは難しいです。

    それは、ワガママではありません。


    物の貸し借りが難しい理由は、

    1、「自分の物」の意識が強くなる

    ⇒気持ちが育っている証拠です。


    2、相手の気持ちを考えることが難しい

    ⇒2歳児はまだ「今の自分の気持ち」

     でいっぱいなので、相手の気持ちは考えられません。


    3、「取られる」と感じやすい

    ⇒2歳児にとっては「貸す」=「なくなる」

     という感覚が強いので、不安になります。


    4、言葉より感情が先に出る

    ⇒どうしたらいいのか子ども自身が

     理解できないため、

    相手を押したり噛んだりすることもあります。


    保育士として大切にしたことは、

    ・気持ちを受けとめる

    ・気持ちを代弁する

    ・無理に貸さない

    ・少しずつ”順番”を経験する

    この4つです。


    貸せないことは、

    意地悪ではありません。


    子どもは、「自分の気持ち」が育ってから

    少しずつ「相手」を理解していきます。


    自分の気持ちが分からないと

    相手の気持ちなんて分からないですからね。

    ここは気長に付き合っていくしかありません。

    がんばりましょう!



    ⑤言葉が伸びる時期


    1語文から2語文へ。

    3語文まで話せる子もいますね。

    言葉で伝えようとする気持ちが、

    ぐんと伸びる時期です。


    ここで覚えていてほしいことが、

    思っていることを全部

    言葉にできるわけではない

    ということです。


    だから、泣く、怒る、噛むという

    行動にもなります。


    この頃の、

    言葉を育てる保育士の関わりが

    重要になってきます。


    ポイントは5つ。

    1、子どもの気持ちを言葉にする

    ⇒子どもが泣いている時に「悔しかったね」

     と声を掛けることで、”気持ち”と”経験”が

     言葉でつながる経験をします。


    2、子どもの発信に応える

    ⇒話したら、言葉が返ってくる経験を

     繰り返します。


    3、会話を急がない

    ⇒言おうとする時間、

     考えている時間を待ちましょう。


    4、絵本や歌を楽しむ

    ⇒楽しい中でこそ、言葉を吸収します。


    5、一緒に経験をする

    ⇒言葉は、経験と結びつくと育ちやすいです。

     「風が気持ちいね」など

    今、感じていることを言葉にすると◎


    2歳児の言葉って、

    「正しく話せること」よりも

    「話したい!」「伝えたい!」と

    思えることが一番大切なんですよ。


    どうか、子ども達との会話を

    楽しんでくださいね。



    まとめ


    「また・・・」

    「なんで・・・」

    と思う行動をすることも

    あると思います。


    「自分で」が増えたり

    「イヤイヤ」が増えたり

    甘える姿も増えたり

    色々な姿が見られる2歳児さん。


    その姿を保育士が、

    どう受けとめるかが

    成長の分かれ道だと考えています。


    子どもの行動には理由があります。


    でもまだまだ

    自分のことや気持ちを

    「言葉」にして伝えることが

    難しいお年頃。



    そんな時、

    保育士が子どもの”安全基地”となり

    安心した毎日を過ごせるように

    なりたいですね。



    最後まで読んでくださり

    ありがとうございました。


    ゆい